サイト公開後にやるべき8つの事

WEB制作

サイトを公開後に最低限やるべきこと、確認すべきことをお伝えします。「サイト公開後にやるべき8つの事」を順番に対応し、サイト運用の準備をしましょう。

Googleアナリティクスの設置

アクセス解析をするツールです。超有名で、どのサイトも大体入ってます。
設置方法はこちらの記事を参照してください。

サイトのアクセス数を調べる!おすすめの無料解析ツールを紹介
成果の出るサイトを作り上げるためには、サイトの状態を知ることが必須条件となります。解析ツールを使ってサイトの状態を把握・分析しましょう。必要になる解析ツールは2つです。今すぐ導入してみましょう。

※自身のネットワークを除外しているのであれば、公開前に設置していてもOKです。
※広告タグなども一緒に入れる場合は、タグマネージャーの管理もおすすめです

URLの正規化

サイトの評価が分散しないように、URLの正規化を行いましょう。

http:// tech-door.com/
https:// tech-door.com/
http:// www.tech-door.com/
https:// www.tech-door.com/

例えば、上記のURLはどれもサイトTOPページにつながります。
これらは、対策を行っていない場合、別々のサイトとして扱われる可能性があります。

クローラーに正確な情報を伝えて、サイトの評価が分散する事を防ぎましょう。
詳しい設定はこちらの記事を参照してください。

サーチコンソールの登録

検索結果でどれくらいサイトが表示されて、どれくらいクリックされたかがわかります。

アナリティクスはサイト訪問時、サーチコンソールは検索結果上のデータを取得しています。
サイトへのアクセス前の動きをサーチコンソールで把握し、訪問後の動きをアナリティクスで把握しましょう。

詳しい設定方法はこちらの記事を参照してください。

サイトマップの登録

サイトが出来上がったことをグーグルの検索エンジンに伝えましょう。

ほっといても登録されるのですが、サイトマップを作ることでより効率よく検索サイトに登録(インデックス)されます。簡単に登録手順を解説します。

自分で作成してアップロードする場合

まずはサイトマップを作成しましょう。

サイトマップを作成-自動生成ツール「sitemap.xml Editor」
Googleサイトマップsitemap.xmlや、モバイルサイトマップを作成する自動生成ツールです。最大取得URL数1‚000を平均5分で実行する高速ツール、被リンク設定などの手間は必要ありません。優先度(priority)も自動で振り分けられます。

こちらのサイトを利用すると、URLを入れるだけでサイトマップを作成してくれます。作成したサイトマップはサーバーにアップしましょう。ファイルの設置場所は / 直下です。

サーチコンソールを開き、サイトマップをクリックしてください。
「新しいサイトマップの追加」部分にサイトマップのURLを入力し、送信をクリックしてください。

無事に送信が完了すると、「送信されたサイトマップ」部分に「成功しました」のステータスがついたレコードが表示されます。

WordPressのプラグイン利用してアップロードする場合

プラグインを導入することで、更新する度に自動送信されるように設定できます。
詳しい設定方法はこちらの記事を参照してください。

faviconとアップルアイコンの設定

タブで表示される画像やブックマーク時のアイコン、そしてスマートフォンのホーム画面にサイトを配置した際に表示されます。あなたのサイトと一目でわかるアイコンを設定しましょう。

手順1:アイコン作成

・ファビコン → 48px × 48px
・スマホ用アイコン → 180px × 180px

以上のサイズで作成しましょう。
画像はそれぞれpngで保存してください。

手順2:ファビコン用画像を「.ico」ファイルに変換

以下のサイトにアクセスし、画像をpng→icoファイルに変換してください。

PNGをICOに変換 - PNGからアイコンファイルを作成する - HiPDF
オンラインで無料ですばやくPNGをICOにバッチ変換します。アイコンサイズを16x16から256x256までカスタマイズします。インストールや登録は不要。

手順3:サイトへの設置と設定

作った画像を / 直下にアップしてください。
最近のブラウザは優秀なので、ファイルを設置すれば画像が表示されるはずです。

もし、表示がされない場合は、以下のコードをheadタグ内に書いてください。

<!-- ファビコン -->
<link rel="icon" href="/favicon.ico">
 
<!-- スマホ用アイコン -->
<link rel="apple-touch-icon" sizes="180x180" href="/apple-touch-icon.png">

OGP設定の確認

SNSなどで投稿、シェアされた際に表示される画像や文章は、OGPの設定を参照しています。主要となるページはあらかじめどのような表示が出るかを確認しておきましょう。

以下のツールを使うと、簡単に複数のページを確認できます。

OGP確認:facebook、twitter、LINE、はてなのシェア時の画像・文章を表示 | ラッコツールズ🔧
URLを入力すると各SNS(facebook・twitter・はてなブックマーク・LINE)でページをシェアした際のOGP画像・タイトル・説明文を確認できるOGPデバッガー・シミュレーター。PC版・スマートフォン版・アプリ版で表示サイズ・表示文字数が異なるものも全て確認できます。画像をアップしての確認も可能で、画像は5...
実際にテクノドアの記事ページの表示を確認してみました。

noindexの設定を確認

noindexの記述が入っているページは、検索エンジンに認知されません。要注意です。
意図しないページにこの記述が入っていないかを確認しておきましょう。

・サーチコンソールの登録
・サイトマップの送信

以上が完了している場合は、サーチコンソール上で記述の入っているページがあるかどうかを確認できます。ガバレッジの項目を開いて確認してみましょう。

本サイトでは、送信されたサイトマップ内に noindex が含まれているページが1件あります。上記のようにサーチコンソールが情報を伝えてくれます。

サイトのスピードテスト

サイトの表示速度を確認しましょう。
読み込み速度が遅いとユーザーの離脱率が爆発的に上がります。最低限の速度が出るようにサイトパフォーマンスを上げましょう。

スピードのチェック

https://developers.google.com/speed/pagespeed/insights/

URLを入力するだけで、サイトのスピードがチェックできます。Googleが提供しています。

サイトスピードの改善

表示結果は、最低限50は超えておきましょう。
50に満たなかった場合の、詳しい改善方法はこちらの記事を参照してください。

まとめ:チェックリスト

サイトを公開した際、以下の内容に対応できているか確認しましょう。

  • Googleアナリティクスの設置
  • URLの正規化
  • サーチコンソールの登録
  • サイトマップの登録
  • favicon・アップルアイコン設定
  • OGP設定の確認
  • noindexの設定を確認
  • サイトのスピードテスト

風戸
風戸

サイトを公開後に最低限やるべきこと、確認すべきことをお伝えしました。サイトの公開はゴールではありません。公開はスタートです。よりよいサイトを目指して解析改善をしていきましょう。

おまけ

お店など、店舗を伴う場合は必ずやっておきましょう。

Googleプレイス登録

登録することで、グーグルマップ上にお店の情報が出るようになります。
グーグルマップでの検索はもちろん、通常の検索でも下記のように表示が一番上に出ます。

東京駅 ラーメン で検索した検索結果です。マップ上とその下にキーワードに沿ったお店が表示されます。

登録は下記より行うことができます。
※登録には実店舗が必要です。

Google ビジネス プロフィール - Google にビジネスを掲載
無料のビジネス プロフィール(旧称: Google マイビジネス)を使って、ビジネスを Google に掲載し、検索とマップのユーザーを新規顧客として獲得しましょう。
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