WEBサイトを作るうえで必ず発生するのが、チェックと修正です。
制作者の立場でもディレクターの立場でも経験しましたが、
- 電話や口頭で直接修正指示やアイデアを伝えられる。
- 手書き(そして、スキャンの黄金コンボ)の指示書をもらう。
- 思いついたことを五月雨でチャットに投稿される。
といった修正指示をもらい、絶望したことはないでしょうか。
・・・私はめちゃくちゃあります。
修正指示がわかりにくいと、抜け漏れなどのケアレスミスが発生しやすくなり、完成までの修正ラリーが増え、作業が肥大化します。
誰でも簡単に修正指示が作成でき、上手にコミュニケーションをとるためには、
修正指示を作成する側の手間がかからない事と、誰もが直感でわかる、わかりやすさが大切です。
自身の作業効率をアップさせる事はもちろん、
プロジェクトにかかわる全員の効率を上げるための修正指示を作ることが大切です。「MONJI」を使って修正指示を出し、作業効率を上げましょう。
修正指示を効率よく作るための無料ツール「MONJI」
MONJI
MONJI(もんじ)です。制作物への修正依頼にかかる時間を1/5にしてくれます。
素敵です。
登録不要、直観的で使いやすい
簡単に使用方法をご紹介します
1:ページのURLを入力
画像のアップロードでもできますがURL入れるほうが圧倒的に簡単です。
PC/タブレット/スマホでの見え方が選択ができます。
2:修正指示を書き込み
ページ上の指示を出したい部分をクリックし、コメントや優先度、期限などを入力しながら修正指示をページのキャプチャ上に入力していきます。
3:端末を指定し、ページを追加
スマートフォンでの指示を追加できます。
自由にページを追加できるので、複数ページの指示を一括で管理できます。
4:修正完了、メンバーへ送付
修正のタイトルを付け、メンバーへ送付しましょう。
シンプルにURLで共有したり、複数のツールと連携することも可能です。
「MONJI」のメリットとデメリット
メリット
デメリット
修正指示をこっそり変更されないようにする・・。ためにはよいのかもしれません。
類似ツール、AUN(あうん)について
MONJIと似たような感覚で使用できます。
MONJIより使いやすい点は、「修正指示に対しチェックがつけれる」です。
発行した修正指示の中で、やり取りを完結させることが可能です。
※MONJIはツール内でチェックを付けれない+追加の指示はできません。
MONJIより使いにくい点は、キャプチャの制度がいまいちなところです。
具体的には、以下の場合の再現が低い傾向にあります。
- 動きの多いページが読み込めない
- 長いページは途中で切れてしまう
ページが自動で読み取れなかった場合、
ブラウザ上でキャプチャを取って取り込む必要があり、作業がひと手間増えてしまいます。
また、月/3,000円の有料プランに入っていない場合はたった7日で作成した指示が消えてしまいます。有料に入らないと保存期間が心もとないです。
・サイト全体のキャプチャを自分で作成できる(自動で取れなかった場合の対策)
・細かい修正指示を短期で行うケースが多い、もしくは有料プランに入る。
上記をクリアできる場合は、AUN(あうん)も非常によいツールです。
誰でも使えることの重要性、まとめ
ポイントは ”手間がかからない” です。
MONJIはキャプチャの精度が高く、シンプルなインターフェースで使いやすいです。そして、初期登録や費用がかからないため導入のハードルが低いです。
修正指示を作成するのが、WEBに詳しくないクライアントや代理店、忙しいディレクターなど・・・誰でも簡単に使用ができます。
クライアントや代理店にデザイン案やコーディングを提出時に、そっとMONJIのURLと使い方を添えてあげるだけで、手書きの指示や大量のチャットが来なくなります。
デザイナーやコーダーのような制作者に指示を出す時に、そっとMONJIで指示をだすだけで、お互いの確認時間を減らすことができます。
プロジェクトにかかわるすべてのメンバーが時間を短縮でき、効率よくプロジェクトを進めることができるようになります。使ってみてください!
おまけ
制作のチーム内だけであれば、AdobeのXDもおすすめです。
アカウントがなくてもゲスト利用ができ、名前付きでコメントがかけるので便利です。
参考:https://www.adobe.com/jp/products/xd.html
無料プランも存在するので、気になる方はぜひチェックしてみてください。